東京体育館、男子Ａコート決勝。ベスト８をかけて二見（三重）と陵ヶ丘（京都）が
激戦。フルセットの３セット目もまったくの互角。二見のエース藪岡がサウスポーか
らの強打を決めれば、陵ヶ岡の２枚エース・谷口と竹田が左右から攻め返す展開。１
５−１０と二見リードの時点で決まりかと思われた試合であったが、ここからの陵ヶ
丘のねばりがすごい。１６−１３、１７−１６とじわじわ追い上げ、とうとう１７−
１７に。お互い２点ずつ取り合って１９−１９。この大事な場面で二見のレフト高田
が落ちついて真ん中に落としてセットポイント。最後は二見のブロックで終止符を
打った。
大事な１戦を勝った二見の藪岡キャプテンは、喜びに涙しながら決勝トーナメントへ
の決意を語った。
「やるからには優勝を目指して頑張ります！」