〜〜〜ペプシカップニュース〜〜〜
第25回大会ペプシカップニュース
第24回大会ペプシカップニュース

001 開会式

第25回を記念するペプシカップ全日本小学生バレーボール大会が始まりました。
全国各地より予選を勝ち抜いた96チーム。あこがれの東京体育館に入った瞬間に
「すごい!大きいなぁ!」「うわー!かっこいいぞ!」「クーラーが効いていて涼し
いね!」などと喜びと驚きの声をあげる子どもたち。下級生の時に先輩たちと一緒に
出場し、再度自分の力で代表となった子は「やっぱり東京体育館はいいなぁ」という
風格も見せていました。

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今年も都小連の小学生が元気いっぱいに司会を行い、プラカードの係など100名を
超える子どもたちが大会を支える中で開会式が始まりました。

北北海道代表の釧路JVC(男子)と釧路新町アタッカーズ(女子)を先頭に全チー
ム堂々の入場行進。応援席からの声に笑顔で手を振りながら行進する姿もありまし
た。

式典は始めに村岡公夫大会委員長から開会宣言、国旗掲揚に続いて、松平康隆日本バ
レーボール協会名誉会長から主催者挨拶。
「ペプシカップで作ってきた『バックセンター固定制』が現在のリベロにつながって
きた。身長の低い人でもバレーボールで世界的に活躍できる可能性を大きく開いてき
たのがこのペプシカップ小学生大会といえる。この大会から多くの全日本選手も誕生
していった。今年出場する選手の皆さんも、夢と希望を持って大いに活躍してほし
い。」
と選手たちに夢を与える励ましの言葉でした。

さらに元全日本選手の大林素子さん、サントリーサンバースの荻野正二選手からは、
今大会で大いにバレーボールを楽しんでほしいと激励の言葉がありました。

誓いの言葉、今年は埼玉県女子代表・BAGUS主将、竹内友香さん。
「私たちならできる!絶対全国大会に行くんだ!と信じて頑張ってきました。
2年生の時から始めたバレーボール。最初は体育館で遊ぶのが楽しくて楽しくてたま
りませんでした。4年生の時に『全国大会』という言葉を聞き、大きな目標を持っ
て、みんなで頑張ってきました。しかし、楽しいことばかりではなくつらいこともた
くさんありました。その中でも、監督がお父さんだったので、家でも監督がいるよう
で、お父さんがいなくなってしまったような気がしていました。バレーボールをやめ
ればお父さんが私のところに帰ってきてくれると思ったこともありました。それでも
頑張れたのは、チームの仲間のおかげです。みんなでがんばると決めたのだからやめ
てはいけないと今日まで来ました。県大会の前に「お前なら絶対にできる!全国へ行
こう!」とお父さんからほめられた時には涙が出るほどうれしくて、この言葉を胸に
県大会を戦ってきました。絶対に全国大会に行こうと思いました。その願いがかなっ
てこの大舞台に立てて感動しています。皆さん、この大会を精一杯の最高のプレーで
作りあげていきましょう。」
という決意に、会場から万雷の拍手がわきました。

最後に第25回を迎えた今大会を記念して、読売新聞社から新しい優勝旗が男女2旗
贈呈され、山崎宣夫日本小学生バレーボール連盟会長に手渡されました。

さあ、いよいよ明日から熱戦が始まります。今年のペプシカップはどんなドラマが繰
り広げられるでしょうか。